1月(睦月)の表紙
桐洞村、笹洞村の夜明け
私の村は菅田桐洞と菅田笹洞から成る
今は無味乾燥な下呂市に入っているが、桐洞村、笹洞村の存在は今なお生き続ける。
菅田の苔むした庭にはポツンの微笑みの石彫人形が座る。
詩人「坂村真民」の<念ずれば花ひらく>が刻まれる。
陽が落ちれば灯篭の灯火をかすかに浴びる。
孟宗竹の門松が凛々しい、南天の実が鮮やかだ。
久しぶりに「洞のつく地名」探究という作品のことを思い浮かべる。
この作品は2009年、岐阜市芥見東小学校5年生の女児児童によるもので、
第13回全国児童生徒地図優秀作品展で国土交通大臣賞を受賞(全国約7000点応募)した。
「洞のつく地名」探究を作り上げたその児童は動機と感想を以下のように綴った。
『私の住んでいる所は<大洞>。祖母の家は<三田洞>にあります。「どうして<洞>がついているのか。」「他にも<洞のつく地名>はあるのか」と、ぎ問がわいてきました。そこで、<洞のつく地いき>に行って様子を調べ、それをもとに分布図やグラフなどを作り、<洞のつく地名>について考えたいと思いました。
<洞のつく地名>は、土地の高さが<少し高い所>に集まっていました。山に囲まれ、古くから伝わるものを大切にしている所が多くありました。<○○洞>の<○○>にも意味があると思いました。私は、昔の人は住んでいる所の特ちょうから地名をつけ、自然や歴史を大切にして過ごしてきたのだと思いました。』



