表紙

稲月の馬瀬川火ぶり漁

 夜がようやく長くなる長月。

稲熟(いなあがり)月、稲刈(いなかり)月と呼ばれるぐらい

稲月でもある。

稲月に行われる馬瀬川火ぶり漁は淡く幻想的だ。

小潮上弦の月近い9月11日、夜の7時半

馬瀬西村の馬瀬川の両岸に置かれたかがり火が一斉に炎を燃やす。

清流馬瀬川鮎とり隊の川漁師10人が川に入り、

竹竿に吊るしたかがり火を水面近くで左右に大きく振り、

水面を竿で叩いていく。

鮎は炎と音で錯乱し、川底に張られたテイナ網に追い込まれる。

テイナが吊るし竿に掛けられ

掛ったばかりの馬瀬鮎を観光客が外す。

ヌルッとする感触に笑顔がこぼれ、鼻を近づけ香りも確かめる。

親子三代の鮎とり隊がいる、

馬瀬伝統漁法を後世に伝えるその心意気は清い。

 

法被姿で説明する鮎とり隊

法被姿で説明する鮎とり隊

鮎とり隊

清流馬瀬川鮎とり隊

未来を担う子ども鮎とり隊

未来を担う子ども鮎とり隊

火ぶり漁で捕れた馬瀬鮎、アマゴ

火ぶり漁で捕れた馬瀬鮎、アマゴ

火ぶり漁で捕れた馬瀬鮎、アマゴ

火ぶり漁で捕れた馬瀬鮎、アマゴ

火

川面を照らすかがり火

 

                   夏初月 茶風舞う菅田の里
好天に恵まれた3月20日(日)、菅田笹洞祭りが行われた。
道払いの天狗、カラスを先頭に神輿、お稚児などのお旅行列は、
100段を超える白山神社の石段を上り下りした。
神社頂上の広場で行われた獅子と子供らの舞いは幻想的で、
笛太鼓の音色が神聖な社殿に吸い込まれていった。
笹洞集落にはもうすぐ茶摘みの季節が訪れる。

3月27日(日)も晴天、菅田桐洞祭りで里山がにぎわった。
お旅行列は幻想の美しさである。
巫女舞(みこまい)は華やかにして芳しい。

4月は夏初月(なつはづき)の別名もある。
菅田小学校の桜が例年に比べ1週間ほど早く満開になった。
桜の花びらを飛ばした春風が茶畑を舞っている。

菅田小学校の桜(4月6日)

菅田小学校の桜(4月6日)

菅田小学校の桜(4月6日)

菅田小学校の桜(4月6日)

菅田小学校の桜(4月6日)

菅田小学校の桜(4月6日)

桐洞祭り

桐洞祭り

桐洞祭りみこ舞い

桐洞祭り巫女舞い

 

笹洞祭り

笹洞祭り

笹洞の茶畑

笹洞の茶畑

天地創造 菅田笹洞新田
草木がいよいよ生い茂る、弥生月
岐阜県は天地創造、輝きを放つ集落が多い。
菅田笹洞新田もその一つ
飛騨金山ぬくもりの里温泉ゾーンから美濃東部広域農道へ入り
数十分を走ると
古民家まるごと一軒が養鶏場となった
「夢農園」が今年2月に現れた。
3月に入り鶏舎から飛び出した鶏たちが庭畑をコッコッ、コッコッと
元気に歩きまわっている。
鶏たちが生んだ卵は「にんにく卵」として
売られている。
レモン色に輝く黄身は弾力があり、味の良さで評判を呼びつつある。
エサににんにくを与えているだけでなく
なにより笹洞新田の谷水の良さ
鶏を健康にしているのだろう。
近くの新田分校の跡地

4区公民館が建ち、
村の時代、村の学校を彷彿とさせる。

評判の「にんにく卵」

評判の「にんにく卵」

きれいな「にんにく卵」

きれいな「にんにく卵」

にんにく卵

美味!にんにく卵

古民家一軒まるごと鶏舎

古民家一軒まるごと鶏舎

古民家一軒鶏舎まるごと鶏舎

古民家一軒鶏舎まるごと鶏舎

平飼いの鶏

平飼いの鶏

平飼いの鶏

平飼いの鶏

4区公民館(新田分校跡地)

4区公民館(新田分校跡地)

新田分校跡地に建つ4区公民館

新田分校跡地に建つ4区公民館

川底から秋深まりて

年魚、鮎は落鮎を過ぎサビ鮎へと色褪せているが、
それでもまだ晩秋の川底をさまよっている。
10月12日の週には郡上大和の長良川馬瀬西村の馬瀬川では
地元の川男が夜に川底へ潜りヤス突きで捕える夜突き漁で型の良い鮎を捕えた。どちらも不思議と青みを帯びている。
新米の香りが家々で漂う。
おにぎりとろろごはんにしたり、「ああ、ニッポンの秋」を感じる。
実りの10月である。
銀杏を大量に拾い、
庭で天日干しにして茶碗蒸しに入れて食べる日が続く。
山道を歩き野栗を拾い栗ごはんを炊いてみる。
秋は川底から深まっていく。

銀杏の天日干し

銀杏の天日干し

 

膨らみたっぷりのミョウガ

膨らみたっぷりのミョウガ

カラー魚拓(馬瀬鮎) <篠宮正昭作>

カラー魚拓(馬瀬鮎)
<篠宮正昭作>

栗ごはん

栗ごはん

田んぼ養殖「ナマズ道」

野山の青葉が強い。
初鮎を焼いて食べていると
菅田川のホタルが部屋に舞い込んでくる。
関市下有知のナマズの養殖田んぼに立つ。
水が抜かれた田んぼには「ナマズ道」が芸術的に美しい。
ナマズ道とはナマズが田んぼの底をはんだ跡地で、
泥土となって浮かび上がった様である。
6月のナマズはオスの体は小さく、メスは60~70㎝と大きい。
2年もの、3年モノの育ちである。

田んぼ底には長さ1m50㎝程の筒(塩ビ管)が

沈めてある。

水が抜かれた田んぼを掻きまわすと

ナマズは筒の中へ潜る習性がある。

その筒を引き上げれば簡単にすくい上げることができる。

多ければ3匹~5匹と入っている。

採卵のためにすくわれたナマズは
愛らしい顔立ちである。

田んぼのナマズ道

田んぼのナマズ道

美しい田んぼのナマズ道

美しい田んぼのナマズ道

浮かび上がったナマズ道

浮かび上がったナマズ道

卵を持ったナマズたち

卵を持ったナマズたち

ナマズをすくう

すくったナマズをバケツに入れる

ナマズの養殖たんぼ

ナマズの養殖たんぼ

筒に入ったナマズを取り出す

ナマズが入った筒を引き上げる

桜と誕生日

4月に入っても飛騨は小雪の舞うことが多い。
11日あたりからようやく春の陽射しが村を包み込んでいる。
菅田小学校の桜は子供達の遊び声を吸い込んでいく。
袋坂峠の嶽見桜が薄紫に風と一緒になびいている。
今年も桜が心桜となり村人に和みを与えた。
咲いたならば散るのも桜、花吹雪となってまた優雅である。
4月16日をふと思う。
チャールズ・チャップリンの誕生日であり、
札幌農学校のウィリアム・スミス・クラークが
「Boys, be ambitious」の言葉を残した日だ。
何より4月16日は私の誕生日である。

袋坂峠の桜

袋坂峠の桜

袋坂峠の桜

袋坂峠の桜

袋坂峠の桜

袋坂峠の桜

菅田小学校の桜

菅田小学校の桜

菅田小学校の桜

菅田小学校の桜

菅田小学校の桜

睦月(むつき)は親族が集い
にぎわう睦び月(むつびつき)の意があるようだ。
元旦の夜明けから雪が降り続く。
菅田小学校のグラウンドは一面、銀世界。
ジッーと眺めていると
宮沢賢治の<雪渡り>を読みたくなった。

雪渡り
宮沢賢治
発表:1921年(大正10)12月、1922年(大正11年)1月

その一 子狐の紺三郎<抜粋>
雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、
空も冷たい滑らかな青い石の板で出来ているらしいのです。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」
お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。
木なんかみんなザラメを掛けたように霜でぴかぴかしています。
「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」
四郎とかん子とは小さな雪沓をはいてキックキックキック、野原に出ました。
こんな面白い日が、またとあるでしょうか。いつもは歩けない黍の畑の中でも、すすきで一杯だった野原の上でも、すきな方へどこ迄でも行けるのです。
平らなことはまるで一枚の板です。
そしてそれが沢山の小さな小さな鏡のようにキラキラキラキラ光るのです。
「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」

南天門松

南天門松

南天門松

南天門松

元旦の菅田小学校グラウンド

元旦の菅田小学校グラウンド

元旦の菅田小学校グラウンド

元旦の菅田小学校グラウンド

ヘボの巣

山分け入りて地を掘り
地蜂(ヘボ)見つけ巣層の芸術に感動する

ヘボの女王蜂

ヘボの女王蜂

食べてこそまた珍味なり
私はヘボが好きである
ヘボの一生から山の循環を学べる
人間の行いに呆れてしまっただろう
これからの人間はヘボといかに付き合うか
飼育繁殖から放蜂
山への息吹を一緒に考えたい
11月3日、美濃白川クオーレの里(岐阜県加茂郡白川町和泉)において
<第17回ヘボの巣コンテスト>が開催された
巣箱で飼育したヘボを持ち寄り
煙幕で燻して取り出し巣の重量を競う秋の風物詩である
審査員が女王蜂の姿を見せてくれた
美しくも勇敢な感じだ
ヘボめしは美味である

「ヘボの巣コンテスト」のヘボの巣を買う人たち

「ヘボの巣コンテスト」のヘボの巣を買う人たち

ヘボの巣コンテスト会場

ヘボの巣コンテスト会場

クオーレの前を流れる「白川」

クオーレの前を流れる「白川」

クオーレふれあいの里会場に実る柿

クオーレふれあいの里会場に実る柿

ヘボの巣審査員

ヘボの巣審査員

ヘボの巣優勝者表彰

ヘボの巣優勝者表彰

ヘボの巣は販売します!

ヘボの巣は販売します!

優勝者のヘボの巣

優勝者のヘボの巣

ヘボの巣の計量

ヘボの巣の計量

ヘボの巣コンテスト順位表

ヘボの巣コンテスト順位表

美味「へぼ飯」

美味「へぼ飯」

ヘボの巣箱

ヘボの巣箱

巣箱からヘボを煙幕で燻して取り出す

巣箱からヘボを煙幕で燻して取り出す

岐阜清流 焼き鮎味比べ

岐阜は山と川の国、清流の王国。
清流を代表する鮎は、上質なコケを餌に育ち、香魚とも称される。
岐阜県下を流れる河川で育った鮎は日本一美味しい鮎である。
鮎は年魚でもあり、10月は落アユの季節。
馬瀬西村のヤナには9月25日の増水により5000匹程が落ちた。

9月20日(土)、馬瀬のフィッシングセンター水辺の館において、
岐阜県下7河川(馬瀬川上流、金山弓掛川、益田川、飛騨小坂大洞川、飛騨神岡高原川、関長良川、和良川)の天然鮎を持ち寄り、
「岐阜清流 焼き鮎味比べ交流会」が開催された。
食べ方は遠火の炭火による塩焼きで、
天然鮎の捕り方は友釣り、網、タクリである。
全国で唯一、天然鮎のセリ台を持つ岐阜市中央卸売市場の青年部スタッフによる鮎セリ模擬実演も行われた。
かがり火が映る馬瀬川を背に、日本一の鮎をほうばることの何と言う贅沢のことか。

馬瀬のヤナ

馬瀬のヤナ

馬瀬ヤナに5000匹の落アユ

馬瀬ヤナに5000匹の落アユ

<オラが川の鮎>に誇りあり

<オラが川の鮎>に誇りあり

塩焼き食べ放題

塩焼き食べ放題

香り高い馬瀬鮎が焼けます

香り高い馬瀬鮎が焼けます

鮎セリ模擬実演

鮎セリ模擬実演

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馬瀬鮎、和良鮎、大洞川の鮎が焼けてます

馬瀬鮎、和良鮎、大洞川の鮎が焼けてます

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茶畑を渡る風

 5月の風が菅田の茶畑

ウド

柔らかなタケノコ

柔らかなタケノコ

いちご

たけのこ

フキの香りを

乗せてゆらり渡って行く

清らかにも

身体へも染み込んで行く

ムシロの上の手もみ茶

ムシロの上の手もみ茶

摘みたての茶葉

摘みたての茶葉

イチゴの串揚げ

イチゴの串揚げ

 

菅田茶を蒸す

菅田茶を蒸す

ウドの味噌あえ

ウドの味噌あえ

甘い野イチゴ

甘い野イチゴ

わらびの酢漬け

わらびの酢漬け

フキの水浸し

フキの水浸し

笹洞3区の茶畑

笹洞3区の茶畑

地域社会の創造活性化プランナー

長 尾 伴 文

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